「セロテープ」はニチバンの登録商標です
よしかた産婦人科の井畑です。
文房具が好きな人というのは少なくありません。
私も小さい頃からの文房具好きで、しかも新しい機能だと試したくなる性格のため、これまで文房具にかなりのお小遣いを吸い取られてきました。
文房具好きは大きく分けると2種類で、高価で希少な一品ものを喜ぶタイプと、安くて使いやすい新し物好きのタイプがあります。
この二極化は腕時計などでも近いものがあります。時計の場合は装飾品的要素が強いので高級品派の方が優勢な感じですが、文房具は圧倒的に安物派でしょう。
私も当然安物派で、自由に使える時間が多かった学生の頃は、東急ハンズやロフト、伊東屋などに寄って新作チェックを怠らないようにしてました。
しかし、子育てが忙しくなったり、ちょっとした書き物もスマホやPCで済ませてしまうことが増え、カルテも電子化してしまうなど、実際に文房具を使う機会が激減してしまいました。
文房具というのは使うこと前提のものなので、いくら良いものでも使わない文房具の魅力は少々減じます。
そんなこんなで、このところあまり文房具を買っていなかったのですが、最近セロハンテープを買ってちょっと衝撃でしたのでご紹介します。
セロハンテープを使うのに最も優れた「ホルダー」は昔ながらの重いやつだと思っていましたが、個人で購入するとなるとテープ面に埃がついてしまったり卓上で邪魔だったりするので、流石に私も重いやつは持っていません。
そこで、この収納できるタイプを愛用していたのですが
ある機会に、この「カルカット ハンディタイプ小巻き」を買ってみて驚きました。もう切れ方が全然違います。
あまりに衝撃的だったので、ニチバンの「直線美mini」も衝動的に買って試してみましたが、これもいいです!
甲乙付け難いのですが、デザインで「カルカット」でしょうか。
質感もよく、よくある安物ぺなぺなプラスチック感のない優れものです。
もうすべてのテープカッターがこれになればいいんじゃないかと思いました。
ちなみに、Amazonだと安いんですが、「あわせ買い対象商品」になっていて少々買いにくいです。
お近くの文房具屋さんに足を運ばれるのをお勧めします。
「カルカット」も「直線美」も、ほぼ直線で切れますので、これはマスキングテープ用にいいんじゃないのかなと思っていましたら、もうすぐでます。カルカットクリップタイプ。
ハンディタイプを買って入れ替えて使わなくても済むクリップタイプです。15mm幅まで対応しておりよくできています。
でも、これ価格が高すぎるんですよねぇ。一個200円くらいにしないと売れないでしょう。
発売前(11月24日発売予定)ですので価格はこれからこなれてくるでしょうが、マスキングテープマニアの方、当面は「ハンディタイプ小巻き」でいいと思います。
ちなみに、同じコクヨの「TUMAM de HAL」もちょっと欲しいです。使わないから買いませんけど。
ボールペンやステープラーも、良いものが出ておりますが、とりあえず本日はテープのお話でした。
2017年11月11日